瀕死日和

ゲーム録だったり読書録

進撃の巨人をまとめて読んでみた感想

有名作品だというのに実は漫画もアニメも全然見てなかった私。 

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

作者の諌山先生は我が大分県出身らしく、よく地元新聞に載ってる。だんだんイケメンになってないか?地方振興に尽力してくれているらしくて頭が下がる思いです。元旦の新聞には何故か兵長のイラストが載ってて進撃パネェと思ったのはいい思い出です。

面白いので見てみたいと思ってたし、周りからは「兵長にハマるよ、兵長に」と散々言われていたので重い腰を上げてよっこらせと全巻一気読みしてみました。

結果、周囲の期待を裏切るように私はユミルとクリスタが可愛くてかわいくて一直線でございます。兵長そんなに琴線に触れなかった。

いやー以前は俗に言う「俺様系」を一途に愛していた私ですが、年をかさねて趣味が変わったんでしょうね。いや、これまで好きだったキャラに変わりはありませんよ。最愛の二次元は未だに跡部景吾さまでございます。もう跡部様は俺様とかじゃないよね、そんな次元ではもはやない。

 

話はずれましたが、進撃の巨人は噂にたがわず面白かったです。画力は確かに昨今の美麗作画になれていると「お、おう」と思ってしまうところはありますが、面白いものを書こうとする迫力は感じますのですごいなぁと。別に読みづらくはないし、キャラクターも立っているので作品としてのクオリティは高いと思う。

個人的に漫画は「キャラクター」「構成力」「作画」の順に大事だと感じているので多少の作画が気になってもキャラクターが魅力的で話の構成力があれば、読む分には問題ないかと。まぁ3つのうちどれかが突出してるとまた評価は違うのでしょうけど、進撃は「キャラクター」と「構成力」が素晴らしいのだと思います。

 

14巻まで読んだのですが、話はどんどん進んでるけど肝心の謎はほとんど明かされていないのでジリジリしますね。クリスタ不憫。ユミルかっこいい。エレンは巨人を駆逐する!という意思で強いのかと思ってましたが、ミサカを助けた経緯を思うと幼少時から過激派じゃんねーと思ってみたり。ミサカ可愛いけど、ヒロイン枠では決してない。サシャ愛しい。

本当に容赦なく人が死ぬのでいちいち「ヒィ」とか言ってられない。漫画なのでそこまでおどろおどろしい感じはしませんが、アニメで色が付くとなると迫力だろうなぁとか。

アニメは未視聴。OPがかっこよくて紅白出たのはいいけど・・・というのは認知しております。あとハイキュー!!最終回の翌週に放映された過去の話は見た。今度、アニメ前半を再編集した劇場版があるそうなので、ちょっと見てみたいかなーなんて。

 

来月には新刊が発売されるそうですね。なんかOVAがついてるらしいけど、我が家は電子書籍なので関係ござらんでござる。

電子書籍が流行すると、この限定版商法がどう変化していくのかも今後気になるよね。限定版だけ紙媒体で買うとかバランス悪すぎるし。どうにかならんもんかしら。

結城友奈は勇者である#4.5 感想

気が付けばうっかり感想がたまる

そして6話はまだ見ていない

 デザインはすごく可愛いと思うのに、作品としては少し惜しい気がするのはなぜなんだろうか

 

4話「輝く心」

戦闘一切なしであった。いつバトルがはじまるのかドキドキしてた時間を返せ。

姉妹メインのお話。妹ちゃんがひたすら恥ずかしがり屋で姉も親のことで闇を抱えてるんだなぁということがわかりました。キャラたちが歌を披露したのはキャラソンへの布石でしょうか。

夏凛ちゃんがサプリメントマニアというのが可愛くていいね

 

5話「困難に打ち勝つ」

OPに夏凛ちゃんがいた!なんか一安心!

・・・というか、最終、回?と思われても仕方がないような・・・最初から最後までバトル全開で、前話とのギャップが半端ないでござる。全員(夏凛除く)が満開というスペシャル装備にメイクアップして戦ってましたね。最後はまさかの宇宙決戦。これあれだな、まどマギじゃねぇな、プリキュアだなと悟る私。

次回からはどんな展開が待ち受けているのやら。12星座が終わった後は干支ですかな。

 

プリキュアといえば現行のハピネスを久しぶりに見たところ、パワーアップ変身時にまさかの歌を歌って踊っているという事実に思わずチャンネルを間違えたかと思った。フレッシュの時にも思いましたが、プリキュアはあくまで普通の女の子が戦うというのを売りにすべきなのであって、アイドル路線はどうかと思うんだよな。アイドル作品は作品であるんだしさ。女の子に対するマーケティングとして売りやすいってのはわかるんだけどよぉ。ねー

 

 

相変わらず甘ブリは面白いです。

 

 

NARUTO最終回

紙媒体だと処分に困るという理由から早々にジャン+会員になった我が家です

NARUTO終わっちゃいましたね。中忍試験の後あたりから全然真面目に読んでなくて、ここ1年くらいをようやく雑誌で斜め読みしていた不真面目読者ですが、15年も連載していたと思うと感慨深いものです。最終回は2話同時掲載かつ1つはフルカラーという集英社大盤振る舞いですが、海外でも人気が高い作品ですしね。当然かと。すげえなぁ。子供世代のお話は「ふぇぇぇぇ」な気持ちになります。

しかし15年て。いやワンピースのほうが連載期間は長いんですが、15年て。連載当時に生まれた子が中学生でこの最終回を読んでいると思うと胸熱。

第一話掲載誌が無料配信されているのでざっくり読んだのですが、連載陣が豪華すぎてすごかったです。ある意味では黒歴史満載の時代(私にとって)なので読み進めるたびに「うぉーうぉー」ってなった。封神*1とか笛*2とかヒカ碁*3とかさぁ・・・もぉ・・・初期のテニプリ*4はもはや見ているだけで動機息切れがしてくる始末。マジ勘弁してほしいわ。

何が驚きってこのころまではワンピースとハンターハンターの単行本巻数がほぼ同じだったということ。どうしてこうなった感が否めない。

 

オタク女子の歴史はジャンプとともにありと言っても過言ではないと思うんですよ。思えば私もるろ剣で足を滑らせ、今はハイキュー!!ですからね。ほんとジャンプ罪深い。

 

これからも素敵な作品を掲載していってもらいたいものです

*1:中国三大奇話の一つ、封神演義をコミカライズしたフジリューの罪深い作品。当時これで道を踏み誤った女子の数は半端ない

*2:ホイッスル!派手な特殊技やネットを破くようなシュートがない硬派サッカー漫画。某アイドルが主人公の声優でアニメ化までしたがファンからみれば黒歴史である

*3:もはや説明不要かと。各地の学校に囲碁部できたよね

*4:テニスの王子様。我が人生

悪童日記の映画化に驚く

え、映画化ですって・・・!!

悪童日記 (Hayakawa Novels)

悪童日記 (Hayakawa Novels)

忘れもしないこの本に出会ったのは多感な高校時代。

当時、ハリポタとかダレン・シャンとかの海外児童文学がブームに乗りかけの時期で、翻訳作品にも目を向けるべきという嗜好のもとに図書館にたくさんのその手の本が入荷してたような気がする。図書委員だった私に司書さんが「これは面白い」と薦めてくれたのでホイホイ借りたんですよね。今思えば微妙ない時期の女子高生にさっくり薦め過ぎだと思う内容だよなぁとか。

これ単品でも十分完結した作品だけど実は3部作の1作目。しかしこの作品の印象が強すぎて、残りの作品に関しての記憶は非常に曖昧である。なんか「ええ!?」とか「はぁぁ!?」とかいう感想だったよな、うぬぬ。悪童日記だけは手元にあるので、残りの2作品も探してまた読んでみようかな。

 

内容は戦争に巻き込まれた双子の少年がたくましくしたたかに生きながら無垢であるが故の残酷さを発露していく物語。淡々とした文章ながら書いてあることがなかなかに非道で「おお」ってなる。主人公である双子の心理描写が殆どないので想像しながら読み進めていくわけですよ。まともな人が周りにほとんどいないというのが何とも言えない。

記憶に鮮明に残っているのは、物乞いのまねをしていろんな人か施しを受けた双子が、物は捨てれても撫でてもらった頭の感触は捨てられないという箇所。何故だか知らんが印象的で忘れられない。

 

映画化という情報を得て早速調べてみたんですが、双子が綺麗でいいんじゃないでしょうか。もう少し、金髪碧眼でキラキラした王子様系が薄汚れてボロボロになったイメージを持ってたんですが、国籍を考えれば彼らが本来のイメージ通りなんでしょう。おばあちゃんはもっと痩せこけててほしかったかもしれない。

映像化が無理な話もいくつかあるのでどうなるかわからないですが、DVDになったら借りてひっそり見てみたいな。

ベップ・アート・マンス2014

大分県別府市内全体を使っての芸術イベント。

去年もやってたし別府市内全体を利用してやってる割にはメディアに露出してないのでマイナーイベントな感がぬぐえない。しかい案外盛大で素敵なイベントですよ。

 

昨年同様、友人漫画家が原画展をしているので遊びに行ってきた。といっても主催の方による観光で遊びほうけてきただけの感はぬぐえない(笑)別府は美味しいものがたくさんあるよね。

 

こちらは別府市内にあるアート版トキワ壮「清島アパート」で見せていただいた蝋を使ったアート作品。超きれい。

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清島アパートは非常に前衛的なアート作品がたくさんあるので興味がある方は行って見られるといいと思います。「おお」ってなったわ。芸術家の方はストイックだなぁと感心してみたり。

 

漫画原画展は大分出身の少女漫画家さん中心に展示されてました。生原稿とかたくさん見れますし、サイン本等の即売会もやってるのでぜひ!と言いたいところですが、開催期間は今日の15時までという記事にするには遅すぎた情報でした。

来年も開催予定なので覚えていてくれるとうれしいな。

 

友人の漫画はこちら

WEBで連載中でレーベルのコミック創刊で単行本化しました。以下続刊予定。

永久指名おねがいします! (スフレコミックス)

永久指名おねがいします! (スフレコミックス)

TLではなく純粋なる少女漫画なのでお気軽に読んでいただければ嬉しい

 

 

ホリミヤ6巻

 ネット連載で有名なあのマンガのコミカライズも6巻。早い。

ホリミヤ(6) (Gファンタジーコミックス)

ホリミヤ(6) (Gファンタジーコミックス)

刊行ペースが速いのは人気の表れなんでしょうね。本編に居ない子が表紙センターなのが愛しい。 

 

原作である「堀さんと宮村くん」*1は本編がとうの昔に完結した頃に存在を知って、あの膨大な量を時間を忘れて読みふけったものです。更新されるたびにウキウキなる。漫画も古本屋でセット買いした。しかしすべてWEB掲載の完全再録なので集めるのをやめた私。ネットで読むようが味があっていいよね堀宮。

しかしWEB漫画のコミカライズとはなんぞや!と突っ込みたくなりますが、堀宮を呼んだことがある人なら分かる連載が続くにつれて膨らむ初期設定との齟齬を上手にまとめて仕上げてきてくれてるのがホリミヤですよね。

 

今巻は思わず「おおっと!」と軽く動揺するシーンがあるのですが、恋愛にガツンと焦点を当ててる巻だからいいのか、いいのよとわけわからん自分への言い聞かせをしました。桜ちゃんが超可愛いです。

あと、これまでは原作のストーリーのまとめ話が多かったですが、おまけ的なネタをふんだんに盛り込んだお話もたくさんあってよかったです。どうでもいいことを淡々と。これぞ堀宮の心髄。

 

あとはツートンのイケメンと緑の妹が出てきてないだけだな。楽しみ。

*1:超有名どころのWEB漫画(個人で無料)みんな読むべき

テコ入れが早すぎる!!- 結城友奈は勇者である#3感想

甘城ブリリアントパークが面白い!!今期一番気になってんじゃね?と思わんでもない。個人的にはアニマックスでハイキュー!!が1話から放送始まったので毎日楽しいです。

 

放映からそこまで日を開けず見れたよ!ほめて!すでに第四話が放映されてるとかの突っ込みはしないで!

3話にしてまさかの新キャラ投入というテコ入れの速さに動揺を隠しきれなかった今回。しかもOPにそのキャラが不在という果てしない不安感。まさかのまどマギ同様、鬱展開*1 スタートなのかとずっとハラハラしてた。雨後の筍のごとくフラグを建てまくっていくので恐ろしくて仕方がなかった。これでこのキャラが死んだらこのアニメはもう見れない・・・と思ってましたが、EDに無事にいてよかったわーと思う。しかし昨今のアニメ界では何が起こっても不思議じゃないのでまだ油断はできないぞ。

CDのジャケットにはちゃんといるのね。

新キャラは正統派ツンデレ系で来ましたね。しかも勇者になるための訓練をしている!私は特別なんだから!系。アスカさん*2ですね分かります。

そこを主人公の真向コミュニケーションで籠絡していくとい王道パターンはもはや様式美すら感じる定石。安定ですな。

そしてまさかのスク水回。ブルー特盛すぎるだろ。

 

いまいち集中して楽しめないのは敵味方共にバックボーンやリミット的なものが明確にされてないのと、フワフワしてるガールズ仲良しがメインすぎてまったく緊迫感がない事が原因だと思われる。

つい最近ガルパン*3を見たばかりなので比べてしまうのも致し方あるまい。

 

まだお気に入りのキャラを見出しかねずにいますが、精霊?が可愛いのでまあいいわと思う。

*1:俗に言うマミさんショック

*2:惣流・アスカ・ラングレーと呼びたい。元祖ツンデレヒロインだと思う

*3:ガールズ&パンツァー。少女が戦車で戦う画期的なアニメ。ロシア娘可愛い