瀕死日和

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悪童日記の映画化に驚く

え、映画化ですって・・・!!

悪童日記 (Hayakawa Novels)

悪童日記 (Hayakawa Novels)

忘れもしないこの本に出会ったのは多感な高校時代。

当時、ハリポタとかダレン・シャンとかの海外児童文学がブームに乗りかけの時期で、翻訳作品にも目を向けるべきという嗜好のもとに図書館にたくさんのその手の本が入荷してたような気がする。図書委員だった私に司書さんが「これは面白い」と薦めてくれたのでホイホイ借りたんですよね。今思えば微妙ない時期の女子高生にさっくり薦め過ぎだと思う内容だよなぁとか。

これ単品でも十分完結した作品だけど実は3部作の1作目。しかしこの作品の印象が強すぎて、残りの作品に関しての記憶は非常に曖昧である。なんか「ええ!?」とか「はぁぁ!?」とかいう感想だったよな、うぬぬ。悪童日記だけは手元にあるので、残りの2作品も探してまた読んでみようかな。

 

内容は戦争に巻き込まれた双子の少年がたくましくしたたかに生きながら無垢であるが故の残酷さを発露していく物語。淡々とした文章ながら書いてあることがなかなかに非道で「おお」ってなる。主人公である双子の心理描写が殆どないので想像しながら読み進めていくわけですよ。まともな人が周りにほとんどいないというのが何とも言えない。

記憶に鮮明に残っているのは、物乞いのまねをしていろんな人か施しを受けた双子が、物は捨てれても撫でてもらった頭の感触は捨てられないという箇所。何故だか知らんが印象的で忘れられない。

 

映画化という情報を得て早速調べてみたんですが、双子が綺麗でいいんじゃないでしょうか。もう少し、金髪碧眼でキラキラした王子様系が薄汚れてボロボロになったイメージを持ってたんですが、国籍を考えれば彼らが本来のイメージ通りなんでしょう。おばあちゃんはもっと痩せこけててほしかったかもしれない。

映像化が無理な話もいくつかあるのでどうなるかわからないですが、DVDになったら借りてひっそり見てみたいな。