瀕死日和

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相続手続きというのはすごく体力を使うー海街Diary6巻で邂逅す

Kindleで配信されたのでようやく読めました。

お金の話ってホント汚いよねーって痛感するお話。

 

私事ではありますが、私は自分の父親の財産の相続放棄をしたことがあります。理由は、私以外の親族がすべて相続放棄をした関係でマイナスの遺産、つまり借金の請求が私に舞い込んできたからというお粗末な顛末。しかも死後1年近くたってから発生。相続放棄は死後半年以内と法律で決まっていますが、私は父の葬式にも顔を出さなかったし物心ついてから会ったこともないという事実から、連絡を受けて死を知ったということにしてもらって手続きを踏みました。

父親側の親族が私の連絡先を知らなかったわけではなかろうに、連絡してこなかったという事実は今考えると恐ろしいものがある。しかも債権者側に私の連絡先をリークしたのが父親側というサスペンス。分け合うものを奪い合うような戦いも摩耗しますが、死んだ人の借金まで押し付け合うような形になるとは本当に辛い。

父と母との関係はとっくに清算されていますが、私の戸籍欄には未来永劫永久に父の名前が記載されるわけです。すでに亡くなっているので今後は何も起こりえないとは思いますが、父を介して繋がっている親族に何かしらの事由が発生した場合、ずっと逃げられないのだなあと痛感した思い出です。

 

作品中では遺産相続にまつわるお話から進路のお話まで人生の岐路にまつわることが多かったですね。そこに絡めて恋愛模様とか上手に描いてるなぁと感心する。

そんな中、清涼剤だったのが従兄弟の話。ぜひあの二人には幸せになってほしいなぁ。

 

鈴ちゃん、進路どうするんでしょうね。推薦を受けるにしろ受けないにしろ、4月になれば進学という岐路が待っている。人生はそういうことの繰り返しとはいえ、若者には重たい話ですよね。続き楽しみです。